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Why Can't We Be Friends【たぬき】

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日付: 2018/08/9(Thu,)

連日、猛暑日が続いています。先月末、埼玉県熊谷市では、最高気温41.1度を記録しました。これは、平成25年に高知県四万十市で記録された41度を上回り、日本での観測史上最高気温となったそうです。

この暑さに苦しんでいるのは、私たち人間だけではないようです。先日、とある山道でタヌキに出会いました。普通であれば、人間に出会うや否や逃げ出す野生動物ですが、暑さでそれどころではなかったのか、私には目もくれず、ゆっくりと森の中に消えていきました。

タヌキを見ると思い出すのが、ジブリ映画の『平成狸合戦ぽんぽこ』です。多摩丘陵の都市開発が進み、住処を追われることとなったタヌキ達が、色々なものに変化する力『化学(ばけがく)』を駆使して、人間たちに抵抗を試みる作品です。放映当時、小学生だった私は、何気なくこの映画を見ていましたが、大人になって見返してみると、現代の地球が抱える環境問題への警鐘を鳴らす、重大な作品であったことに気づきました。

映画のラストで、数も減り、成す術もなくなったタヌキ達が、最後の力を振り絞り、都市開発前の、自然豊かで人間とも上手く共存できていた多摩丘陵の幻を、人間たちに見せつける場面があります。今思えば、この映画が訴えたかったことは、この場面に凝縮されていたように思います。当時の人々に、環境破壊への道を踏み止まらせる最後のチャンスを伝えていたのかもしれません。

平成の時代は来年の4月で終わり、平成の元号を冠したこの映画も、遠い過去の作品となります。現代の地球は、この映画が描いた舞台よりも、悪化の一途をたどり、大気汚染や水質汚染、酸性雨などの環境問題は、深刻化しています。特に、地球温暖化が進んでいることは、今年の焼けるような夏の暑さで、文字通り肌で感じることができます。

私に目もくれず森へと帰っていくタヌキの後ろ姿は、忠告を無視し続けてきた人間に呆れかえり、交わす言葉もないといった感じでした。彼らとの共存の道は完全に断たれたということでしょうか。直射日光が降り注ぐタヌキの背中の先に、未来の地球を見たような気がしました。(加藤)