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天狗が見る紅葉【大神ヶ嶽・赤谷山】

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日付: 2017/11/28(Tue,)

島根県益田市にある大神ヶ嶽(標高1,177メートル)と赤谷山(標高1,181メートル)に縦走登山しました。山奥にあるため登ることを躊躇っていた山ですが、安蔵寺山から見た特異な山容が忘れられず、今回の登頂に至りました。

島根県吉賀町と匹見町を結ぶ狭い県道を通り、荒れた三坂八郎林道を進めば、ようやく大神ヶ嶽登山口に到着です。山深い場所とあってか、登山者はいません。

大神ヶ嶽の山頂までには、小さく可愛い木製のアーチ橋や、平岩と呼ばれる大岩、二つの大岩が重なり合いその間を通る潜り岩など、たくさんの岩場があり、登山心をくすぐります。また道中には、山葵天狗社と呼ばれる社がありました。登山口の案内看板によると、大神ヶ嶽は、修験道の歴史や天狗伝説が残る山とのことです。

急登続きの大神ヶ嶽、山頂でゆっくり息を整え、赤谷山縦走の体勢を整えます。樹林帯の縦走路は、多少アップダウンがあるものの、大神ヶ嶽までに標高を稼いでいたため、難なく進むことができました。樹林帯を抜けるとパッと視界が開け、目の前に巨岩が現れました。赤谷山のシンボル“立岩”です。高さ20メートルはある白い巨岩は、まるで巨大な塔です。立岩の頂から恐る恐る下を覗き込んだ瞬間、全身を二度鳥肌が覆いました。一度目は恐怖心から、二度目は自然の美しさに感動したためです。断崖絶壁の塔の眼下には、赤、黄、緑、橙と様々な色の紅葉が広がっていました。人工物のない山々を彩る鮮やかな配色は、この時期にしか見られない絶景です。

静かな立岩の上で耳を澄ませば、修験者の息遣いが聞こえてくるかのようです。厳しい修行の最中に見る、この絶景に修験者は何を思い、何を感じたのでしょうか。白の立岩に鳥影が射し、空を見上げると大きな鷲が飛んでいました。自然の中に突如現れた異分子である私に警戒しているようです。早々に下山を開始し、立岩を振り返ります。塔の周りを悠然と飛ぶ鷲の雄々しく凛々しい姿は、まるで山の主、法衣を靡かせ紅葉を眺める天狗のようでした。(加藤)