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原点回帰【烏帽子岳】

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日付: 2017/03/28(Tue,)

山口県周南市にある烏帽子岳(標高696メートル)に登りました。エド・シーラン
のアルバム“Divide”をipodで聞きながら、山頂まで2.4キロの山歩きを開始します。

登り始めは、沢沿いの登山道を進みます。樹林帯に覆われた薄暗い登山道も、何
度も登った山となると不安はありません。にわとり岩を通過すると、樹林帯を抜
け、太陽光が注ぐ明るい登山道にでました。いつの間にか標高500メートル地点
に到着しており、振り返ると熊毛の町並みが眼下に広がります。しばし景色を眺
めていると、岩徳線の電車が通りました。単線で本数の少ない岩徳線、電車が走
る姿を久しぶりに見ることができました。岩徳線を見ていると、一昨年亡くなっ
た祖父の顔が頭に浮かびます。祖父は、岩徳線のとある駅の駅長をしていまし
た。幼少時より、よくしてくれた祖父は、私の唯一の家族と呼べる存在だったか
もしれません。つらく苦しい時、祖父より何度も聞いた人生談を思い出すと、勇
気がわいてきます。久しぶりに見た岩徳線の電車も、祖父が私にエールを送って
くれているかのように見え、うれしく感じました。ipodからは、エド・シーラン
が祖父母の話を元に作った楽曲“Nancy Mulligan”が流れていました。

電車が見えなくなるまで見送り、登山を再開します。つづら折りに標高を稼いで
いくと、尾根道に到着しました。登山道を逸れていた沢も、尾根道より再び合流
しました。ここが、錦川の原点、源流になります。しばらく歩いていると、登山
道を覆う倒木が現れました。幼少時からあるこの倒木、小さい頃は倒木の下をく
ぐって通っていましたが、今では倒木をまたいで通るようになりました。道を覆
う邪魔な倒木も私にとっては、烏帽子岳登山の思い出の一つです。

休憩小屋を過ぎれば、烏帽子岳一番のビューポイントである大将軍に到着しま
す。ほんの少し休憩し、烏帽子岳山頂を目指し、歩を進めます。先程までは快晴
だった空を、厚い雲が覆ってきました。山頂に到着する頃には、ポツポツと小雨
が降ってきました。三角点を踏み、早々に大将軍へと引き返します。大将軍に設
置されたベンチに座り、登山名簿を開きます。そこには、烏帽子岳に登頂した登
山者の様々な想いが詰まっていました。ページを遡ると、平成27年1月、平成28
年8月に登頂した私と再会できました。一年ごとに登頂する烏帽子岳は、私に
とっての登山の原点であり、帰るべき故郷なのかもしれません。烏帽子岳の麓、
八代盆地には、2・3日前に新たに3羽のナベヅルが渡来し、現在7羽が故郷シベリ
アへ帰る準備を始めているようです。烏帽子岳を起点に、ある者は帰り、ある者
は旅立とうとしています。

日誌から頭を上げると、先程まで降っていた雨は上がり、空にはうっすら虹が出
ていました。大将軍での雨宿りを終え、私も烏帽子岳より旅立つこととしまし
た。ipodからは、エド・シーランが故郷を想い作った楽曲“Castle On The Hill”
が流れていました。(加藤)